第7回 コスモポリタンCosmopolitan
今回はコスモポリタンのご紹介をさせて頂きます😊
まずレシピですが
ウォッカ 30ml
コアントロー 10ml
ライムジュース 10ml
クランベリージュース 10ml
シェークしてカクテルグラスに注ぐ。
(ウォッカを5ml程減らしクランベリージュースを増やしても良いと思います。)
このカクテルは現在では世界中で定番の人気カクテルですね😊
1990年代から人気が出始めました。
アメリカの"キングオブカクテル"とも称されるバーテンダーDale DeGroffが流行を作ったとも言われます。
DaleDeGroff
(米Wikipedia参照https://en.m.wikipedia.org/wiki/Dale_DeGroff)
さらにその流行に拍車をかけたのが
1996年公開の映画「エビータ」
主演のマドンナが映画撮影の合間にコスモポリタンを飲んでいたと言われました。
そして1998年〜2004年に放映された大人気米ドラマ「Sex and the City」
このドラマは映画化もされましたがこのドラマの中で主人公達が度々コスモポリタンを飲んでいました。
それによってこのコスモポリタンというカクテルは不動の人気カクテルへとなっていくわけです。
ではこのカクテルの発祥ですが
人気カクテルなだけあって様々な説があります。
米の有名バー研究家Cheryl Charmingが2018年に発表した説には数人のバーテンダーが作者として登場しています。
①Neal Murray
1975年ミネアポリスの"コーク&クリーバー"というステーキハウスで「神風カクテル」のアレンジとして生み出したと言われています。
②Cheryl Cook
彼女が1985,86年に創作したという説。
その時のレシピは
アブソリュートシトロン
トリプルセック
ローズ社のライムジュース
クランベリージュース
というもの。
しかしアブソリュートシトロンが一般に販売されるのは1988年と言われておりCheryl Cookが創作したのはアブソリュートシトロンのテスト販売の時ではないかと思われます。
③Melissa Haffsmith-Roth と Toby Cecchini
1989年NYのオデオンというバーでこの2人のバーテンダーによって創作されたと言われています。
以上が代表的な説です。
他にはサンフランシスコのフォグシティダイナーで生まれたなどの説もありますが どの説も今のところハッキリとした確証はありません。
ただこのカクテルの原型は1930年代には生まれていたと思われます。
それは1934年出版の「Pioneers of Mixing at Elite Bars 1903-1933」
このカクテルブックは米の禁酒法後すぐに出版されたわけですがここに"コスモポリタンデイジー"というカクテルが登場しています。
(※デイジーとはカクテルのスタイルの一つで
スピリッツ+レモンやライムジュース+グレナデンシロップというものです😊)
そのレシピは
ゴードンジン 45ml
コアントロー 15ml
レモンジュース 15ml
ラズベリーシロップ 1tsp
名前、レシピからして今日のコスモポリタンを想像させるものですよね😊
ウォッカが欧州で一般に流通し始めるのが1930年代〜
そして米でウォッカが流行するのは第二次世界大戦以降と言われています。
この当時のカクテルブックにはウォッカベースのカクテルはほとんど登場しません。😅
まぁ 当時(1930年代)のカクテルの半分以上はジンベースと言われているのでベースがジンなのも頷けるところです^_^
以上がコスモポリタンのご紹介でした。
様々な説がありますが
甘酸っぱい味わいとピンクの可愛らしい見た目で女性には大人気のカクテルです。
(もちろん男性が飲んでもオシャレですね😊)
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